ネバー・ネバーの私たち
ダーウィンで、エルシーの新しいボスとして知られるマルーカと私は、ネバー・ネバーへの150マイルの旅の始まりを待っていました。列車は数日中に戻ってくる予定でした。
旅の準備

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荷物の整理
マックは荷物を仕分けし、1つのパックバッグを私の荷物用に取り置きました。

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必需品の選別
6月まで必要なものを選び、道中の装備は別にしました。

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贅沢品の削減
枕やリネン類など、贅沢品は最小限に抑えました。
パインクリークでの出発
パインクリークでは、私たちの到着に対して様々な反応がありました。マックは電報で私の到着を阻止しようとしましたが、結局は温かく迎えてくれました。
ファーガソン川の渡河

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川の状況確認
ファーガソン川に到着すると、増水して渡れない状態でした。

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渡河方法の検討
政府のヨットを使う案も出ましたが、重すぎて動かせませんでした。

3

ワイヤーロープでの渡河
最終的に、ワイヤーロープを使って渡ることになりました。
ワイヤーロープでの渡河体験
ワイヤーロープを使っての渡河は、予想以上にスリリングな体験でした。途中で宙に浮いたりしましたが、無事に対岸にたどり着くことができました。
キャンプ生活の始まり
簡素な寝床
蚊帳付きの簡易ベッドで寝ました。
自然の音
カエルや鳥の鳴き声に囲まれました。
星空の下で
美しい星空を眺めながら眠りにつきました。
エディス川の渡河
エディス川では、増水した川を馬で渡りました。水かさが予想以上に深く、馬の背中に乗りながら流されそうになる場面もありました。
キャサリン川到着
3日間で65マイルを移動し、ついにキャサリン川に到着しました。ここでも増水した川を渡る必要がありましたが、地元の人々の助けを借りてボートで渡ることができました。
キャサリンの町
パブ
町の中心的な集まり場所
警察署
町の治安を守る
電信局
外部との通信手段
キャサリンでの歓迎
キャサリンの人々は、私たちを温かく迎えてくれました。電信局や警察署からディナーに招待され、パブでは特別なルールが設けられました。
タム・オ・シャンターとの出会い
恥ずかしがり屋の小柄な男性、タム・オ・シャンターとの出会いは、最初は困惑するものでしたが、次第に彼の本当の姿が見えてきました。
タムの変身
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恥ずかしがり屋
最初は人目を避けていました
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自信を持つ
馬に乗ると別人のように
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頼れる存在に
川渡りで重要な役割を果たす
馬の川渡り
10頭の馬を川の対岸に渡す作業は、大変な労力を要しました。ボートを使い、馬を1頭ずつ引っ張って渡りました。タムは、この作業で重要な役割を果たしました。
ロウパーの渡河
最後に渡ったのは、老馬のロウパーでした。マックが直接指揮を執り、ロウパーの信頼と勇気によって、見事に川を渡り切りました。
出発の準備
贈り物
キャサリンの人々から様々な贈り物をいただきました。トマト、キュウリ、卵、ケーキ、パン、ジャガイモなど、旅に役立つものばかりでした。
アイロン
意外な贈り物としてアイロンをもらいました。これが後に大切な持ち物となります。
ステーションの現実
マックは、私の想像していたステーションの姿が現実とかけ離れていることを指摘しました。快適な木造の家ではなく、むしろ簡素な小屋に近いものだと説明されました。
ステーションの設備

家具
テーブル1つ、ベッド1つ、椅子2、3脚程度

食器
エナメル製の皿とカップが豊富

装飾
クリスマスカードと数枚の絵が壁に
出発の朝
マックは前日の夜に荷馬車と馬を連れて先に出発し、私たちは日の出とともに出発することになりました。キャサリンの人々が見送りに集まってくれました。
バックボードでの旅立ち
最終的に、マイン・ホストのバックボードで出発することになりました。小さな馬2頭が引く、この地域の道路に適した乗り物です。
キャサリンとの別れ
キャサリンを後にする時、マイン・ホストは私たちの滞在費を受け取ることを拒否しました。「女性の宿泊費は受け取れない」と言われ、マルーカは驚きながらも感謝しました。
ブッシュの旅が始まる
キャサリンを出発し、いよいよ本格的なブッシュの旅が始まりました。道なき道を進み、時には川を渡り、野生動物に出会うこともありました。
ブッシュの生き物たち
カンガルー
好奇心旺盛な目で私たちを見つめていました
鳥たち
色鮮やかな鳥たちが木々の間を飛び交っていました
野生のヤギ
私たちが近づくと、一斉に逃げ出しました
ブッシュの人々との出会い
旅の途中で、様々なブッシュの人々と出会いました。彼らは皆、親切で温かく、時には貴重な情報や助言をくれました。
ブッシュの厳しさ

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1

自然の脅威
猛暑、突然の雨、危険な動物

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物資の不足
食料や水の管理が重要

3

孤独との闘い
長期間人と会わないこともある

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体力の消耗
過酷な環境での移動は体力を奪う
ブッシュの美しさ
厳しい環境の中にも、ブッシュならではの美しさがありました。広大な空、星空、野生の花々など、都会では味わえない自然の魅力に触れることができました。
キャンプの技術
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場所選び
安全で水源に近い場所を選ぶ
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テント設営
風や雨を考慮して適切に設置
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火おこし
調理や暖を取るために必要不可欠
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食事の準備
限られた食材で栄養バランスを考える
馬との絆
長い旅の中で、馬たちとの絆が深まっていきました。特に、老馬のロウパーは信頼できる相棒となりました。
ブッシュの言葉
ビリー
キャンプで使う湯沸かし器
スワグ
寝袋や個人の荷物をまとめたもの
ヤッカー
仕事や労働を意味する俗語
ブッシュの食事
限られた食材でも、工夫を凝らした食事を楽しみました。缶詰や乾燥食品が中心でしたが、時には野生の食材を使うこともありました。
水との闘い

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1

水の確保
安全な飲料水の確保が最優先

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川の渡河
増水した川の渡河は危険と隣り合わせ

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雨季の対策
突然の豪雨に備える必要がある

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乾季の準備
水源が枯れる可能性も考慮に入れる
ブッシュの夜
ブッシュの夜は、都会では味わえない静けさと暗闇に包まれます。満天の星空を眺めながら、自然の中で過ごす贅沢な時間でした。
原住民との出会い
旅の途中で、アボリジニの人々と出会う機会がありました。彼らの文化や生活様式に触れ、多くのことを学びました。
ブッシュの医療

応急処置
怪我や病気に備えた基本的な知識が必要

薬草の知識
現地の植物の薬効を知ることも重要

熱中症対策
過酷な環境下での体調管理が鍵
ブッシュの音楽
夜になると、キャンプファイアーを囲んで歌を歌ったり、楽器を演奏したりしました。ブッシュの歌には、この地域の歴史や文化が詰まっていました。
ブッシュの天気
乾季
日中は暑く乾燥していますが、夜は冷え込みます。雨はほとんど降りません。
雨季
突然のスコールや雷雨が頻繁に起こります。川の増水にも注意が必要です。
ブッシュの植物
ユーカリ
オーストラリアを代表する木で、独特の香りがします
ワトル
オーストラリアの国花で、黄色い花が特徴的です
スピニフェックス
乾燥地帯に生える丈夫な草で、先端が鋭いのが特徴です
ブッシュの仕事
牧畜
広大な土地で牛を育てる
鉱業
金や鉄鉱石などの採掘
観光
ブッシュの自然を活かしたツアー
ブッシュの交通手段

最も一般的な移動手段

馬車
荷物の運搬に使用

徒歩
短距離の移動や探索に
ブッシュの娯楽
長い旅の中で、様々な方法で楽しみを見出しました。星空観察、野生動物の観察、ストーリーテリングなど、自然を活かした娯楽が中心でした。
ブッシュの友情
過酷な環境の中で、旅の仲間との絆が深まっていきました。互いに助け合い、支え合うことの大切さを学びました。
ブッシュの知恵
1
方向感覚
太陽や星を使って方向を知る
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水の見つけ方
植物や地形から水源を推測する
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天候の予測
雲の形や風の向きから天候を予測する
ブッシュの変化
旅が進むにつれ、景色や環境が少しずつ変化していきました。乾燥地帯から緑豊かな地域へ、平地から丘陵地帯へと、多様な顔を持つブッシュを体験しました。
ブッシュの挑戦

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1

体力的な挑戦
長距離の移動や過酷な環境への適応

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精神的な挑戦
孤独や不安との闘い

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技術的な挑戦
生存に必要なスキルの習得

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文化的な挑戦
異なる文化や価値観との出会い
ブッシュの魅力
厳しさの中にある美しさ、人々の温かさ、自然との一体感など、ブッシュには独特の魅力がありました。この経験は、私の人生観を大きく変えるものとなりました。
ネバー・ネバーへの到着
長い旅を経て、ついにネバー・ネバーに到着しました。これからの新しい生活に期待と不安が入り混じる中、ブッシュでの経験を胸に、新たな章が始まろうとしています。